2023年8月23日

【行政書士開業準備】e-taxで簡単!インボイス登録の申請方法

大阪市都島区の行政書士デザイン事務所です。

 

2023年10月1日からインボイス制度が開始される予定です。

 

インボイス制度 特設サイト

 

インボイスの登録申請は、e-TAXを利用して申請することができます。

 

所轄の税務署へ書面で登録申請することもできますが、e-taxから行えば自宅から数分で完了するのでとても便利です。

 

また、e-TAXなら2週間ほどと書面申請より早く登録完了します。

 

登録申請

e-taxでの申請方法

e-taxでインボイス登録する場合は、「e-Taxソフト(WEB版)」にログインします。

 

e-Taxソフト(WEB版)

 

ログインするには、「利用者識別番号」か「マイナンバーカード」が必要です。

 

「マイナンバーカード」をスマートフォンで利用する場合は、マイナポータルアプリと暗証番号が必要です。

 

「メインメニュー」画面では、「申告・申請・納税」ボタンを押下します。

 

メインメニュー

 

「申告・申請・納税画面」では、新規作成メニューの「操作に進む」ボタンを押下します。

 

申告申請納税メニュー

 

「作成手続きの選択」画面では、「適格請求書発行事業者の登録申請(国内事業者用)」ボタンを押下します。

 

作成手続きの選択

 

「提出先税務署の選択」画面では、所轄の税務署の「都道府県」と「税務署名」を選択します。

 

提出先税務署

 

「帳票入力」画面では、「作成」ボタンを押下します。

個人事業者の場合、登録申請データと同時に「適格請求書発行事業者の公表事項の公表(変更)申出書」も提出できます。

 

帳票入力

 

「申請者情報入力」画面では、まず、「氏名(フリガナ)」と「氏名」を入力します。

氏名は、登録完了後、国税庁適格請求書発行事業者公表サイトで公表されます。常用漢字等が使用されるので、公表される文字が入力した文字が異なる場合があります。

 

申請者情報

 

次に、「郵便番号」「納税地(フリガナ)」「納税地」「電話番号」を入力します。

納税地と住所が異なる場合は、別画面で「住所」を入力してください。

 

申請者情報2

 

次に、現在、課税事業者かどうかを選択します。

 

申請内容

 

次に、適格請求書発行事業者になる際の注意点を確認し、確認欄にチェックを入れます。

 

申請内容2

 

次に、2023年10月1日から適格請求書発行事業者になるかどうかを選択します。

「いいえ」を選択する場合は、別画面で適格請求書発行事業者になる「日付」を入力してください。

 

申請内容3

 

次に、2023年3月31日までに申請書を提出できなかった理由を入力します(本当の登録申請の期限は2023年3月31日までです)。

以下の記載例を参考に理由を入力してください。

 

【記載例1】

適格請求書発行事業者の登録を受けるべきかの検討に時間を要し、令和5年3月31日までに提出することができなかったため

【記載例2】

取引先等からの依頼で適格請求書発行事業者の登録を受けることになったが、依頼を受けた時点で既に令和5年3月31日を過ぎていたため

 

申請内容4

 

次に、「個人番号」「生年月日」「事業内容」「登録希望日」を入力します。

2023年10月1日に登録を希望する場合は、「登録希望日」の入力は不要です。

 

申請内容5

 

次に、「納税管理人」の有無を入力します。

納税管理人とは、 海外へ出国する場合や国内に主たる事務所がないなどの理由で、納税義務者に代わりに納税に関する一切の手続きを行う人のことです。

「いいえ(定める必要がある)」を選択する場合は、別画面で納税管理人の届出情報を入力してください。

 

納税管理人

 

次に、「消費税法に違反したこと」の有無を選択します。

消費税法に違反して罰金以上の刑に処せられたことはある場合は、追加画面で2年を経過しているかどうかを選択してください。

 

消費税法

 

「その他事項の入力」画面は、「備考欄」になります。

参考として記載すべき事項がなければ、空欄のままで構いません。

 

備考欄

 

次に、「登録の通知方法」を選択します。

e-Taxで受け取る場合は、「はい」を選択します。

 

通知方法

 

これで入力は終了です。

 

「作成完了」画面では、「作成完了」を選択します。

個人事業者の場合で、「主たる屋号」「主たる事務所の所在地等」「通称」「旧姓氏名」を公表したい場合は、「公表申出書を作成する」ボタンを押下し、別画面でそれぞれ入力をしてください。

 

入力完了

 

「作成完了」を押下すると「帳票入力」画面に戻るので、「次へ」ボタンを押下します。

 

次へ

 

「入力内容の確認」画面では、作成された帳票の確認ができます。

選択ボックスにチェックを入れ、「帳票表示」ボタンを押してください。

帳票の内容を確認し、「次へ」ボタンを押下します。

 

 帳票確認

 

「受付システムへの送信」画面では、「送信」ボタンを押下します。

 

これで、e-taxでのインボイスの登録申請は完了です。

電子署名付与の画面が表示される場合は、 スマートフォン、マイナポータルアプリ、マイナンバーカードを使用して、電子署名を付与してから、「送信」ボタンを押下してください。

 

登録申請マニュアル

 

まとめ

インボイス登録は、e-TAXを利用して簡単に申請することができます。

 

e-TAXでは、登録が完了するまでに2週間ほどかかります。

 

登録完了後は、お知らせメールが届くので、記載されている「e-Taxソフト(WEB版)」や「e-Taxソフト(SP版)」などのリンクから登録通知データをe-taxから確認してください。

 

また、国税庁適格請求書発行事業者公表サイトで登録番号を入力し、どんな内容が表示されるのかの確認もしておきましょう。

 

適格請求書発行事業者公表サイト

 

 

インボイス制度の詳細についてやその他の税金に関することは、お近くまたはお知り合いの税理士へご相談ください。

 

インボイスコールセンター(インボイス制度電話相談センター)

【電話番号】0120-205-553(フリーダイヤル)

【受付時間】9:00から17:00(土日祝のぞく)

 

行政書士デザイン事務所へのご相談は、お電話(06-7896-7707)、または問い合わせフォームからお願いします。

 

問い合わせフォーム

 

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