2022年1月19日

【行政書士開業準備】PCで作成しても大丈夫!行政書士登録申請の準備をしよう

大阪市都島区の行政書士デザイン事務所です。

 

行政書士登録申請には合格証書の原本が必要ですので、合格証書を受け取るまで申請できません。

 

けれど、試験の自己採点で合格点に達していることが判明すれば、登録申請の準備は進めることができます。

 

自己採点で合格点に達していて、行政書士開業を目指す方は、事務所をどこに開設するかを決めながら、登録申請の準備を進めましょう。

 

行政書士新規登録の手引(大阪府行政書士会)

 

【行政書士開業準備】自宅?それとも賃貸?開業するにはまず事務所決めから

 

提出書類

登録申請に必要な主な書類は以下です。

 

チェックリスト

行政書士登録申請書

履歴書

誓約書(日本行政書士会)

事務所の位置図や内部写真

会員届

誓約書(単位会)

 

上記は、個人で独立開業する場合に必要な書類です。法人や使用人として開業する場合には、他にも書類が必要です。

 

役所などで取得する必要があるものは次の3つです。事前に取得しておけば、スムーズに作成できます。

 

住民票

身分証明証

建物登記簿謄本

 

住民票は、市区町村役場の窓口や郵送で取得できます。マイナンバーカードがあれば、コンビニでも取得することができます。登録申請書への住所の記入は、住民票どおりに都道府県から記入します。

 

身分証明書(破産していないことの証明書)は、本籍地の市区町村役場でしか取得できません。本籍地が遠い方は早めに郵送で請求しておきましょう。登録申請書への氏名や本籍地の記入は、身分証明書どおりに都道府県から記入します。

 

建物登記簿謄本は、近くの法務局の窓口で請求しましょう。賃貸契約のときに不動産会社から受領する写しやオンライン請求したものは、使用できないので気を付けてください。

 

これらの証明証には有効期限があります(発行後3か月以内)。申請予定日から逆算して取得しましょう。

 

また、登録申請するには、事務所名(屋号)を決めたり、証明写真の撮影なども必要になります。

 

注意事項

以下の情報を知っていれば、登録申請書の作成を効率的に進めることができます。

提出書類はPCで作成可能

提出書類は2部必要なものが多いです。

 

新規登録の手引きに、「書類は黒色か青色のインクまたはボールペンで記入すること」や「文字は楷書ではっきり記入すること」などの注意事項が書かれているので手書きで作成しなくていけないと思いがちですが、署名と押印部分以外はPCで作成して大丈夫です。

 

2部提出が必要なものはPCで作成して2部印刷して、それぞれに署名、押印しましょう。もちろん1部を手書きで作成して、もう一部をコピーしても大丈夫です。

登録申請の予約は事前に

登録申請は予約制です。

 

単位会へ申請日時を予約し、提出書類と添付書類の一式を持参しなけばいけません。

 

予約は書類完成後すぐに取れるとは限らないので、すぐに登録申請をしたい方は、申請書の作成を始めるときに先に登録申請の予約しておきましょう。

事務所の現地調査がある単位会も

登録申請後に事務所の現地調査を実施している単位会があります(現在は、新型コロナウィルスの影響で登録完了後に実施しています)。

 

事務所の平面図には、まだ購入できていないものがあっても「購入予定」と記載しておけば大丈夫です。

 

また、現地調査までにすべての什器を揃えておく必要はないので、什器を揃っていなくても登録申請して大丈夫です。

提出を忘れがちの書類

提出書類が足りない場合、登録申請の場で追加提出しなくてはいけません。

 

念の為、認印を持参しておきましょう。

 

申立書

登記事項証明書の地番と住居表示の番号が一致していない場合の申立書です。地番と住所が一致していることは少ないと思うので、ほとんどの人が申立書の提出の必要があるかもしれません。

 

現在個人事業していて、追加で行政書士業を開業する場合には、以下の書類も提出しなければいけません。

 

誓約書

勤務する会社等の事務所と別の場所に行政書士事務所を設ける場合の誓約書です。すでに個人事業主として開業している場合でも、勤務先において行政書士業務を行わないことなどを誓約しなければいけません。

 

提出書類に訂正がある場合にもその場で修正が求められます。

 

 

登録申請は、事務員さんの確認が20分ほど、その後、不備訂正や登録予定日などの説明、入会金や登録審査料の支払い、収入印紙の納付などを入れて合計30分ほどで完了します。

 

2021年度の登録申請は、合格後すぐではなく、半年ほどたってから申請される方が多かったようです。

 

また、圧倒的に手書きが多く、PCで書類を作成する方はまだ少ないようです。PC入力可と大きく広報していないのと、あくまで手書きを推奨しているというのが原因だそうです。

 


合格判明後に登録申請準備を始める

証明書の取得は事前に、有効期限に気を付ける

提出書類はPC入力でもよい

登録申請の予約は書類作成より先にしておく


 

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