2022年1月26日

【行政書士開業準備】合格してから開業までにしておくべきたった一つのこと

大阪市都島区の行政書士デザイン事務所です。

 

行政書士試験の合格発表から開業までには少なくとも1〜2カ月かかります。

 

事前に申請書と必要書類をすべて揃えて、あらかじめ行政書士会へ予約をし、合格証受け取ってすぐに行政書士会へ出向いて登録申請をしたとしても、営業が開始できるのはどんなに早くても3月頃になります。

 

【行政書士開業準備】PCで作成しても大丈夫!行政書士登録申請の準備をしよう

 

つまり、行政書士試験の当日に自己採点で合格してることが判明してから、開業までには少なくても4カ月ほどの期間が空くことになります。

 

この4カ月の間に、開業準備としてやっておきたいことはたった一つです。

 

それは、事務所のホームページを作ることです。

 

開業までにホームページを作る理由

開業時の営業ツールとして、ホームページがどうしても必要だからという理由ではありません。

 

もちろん名刺代わりのホームページはあった方がいいとは思いますが、必ず要るかと聞かれればそうではないと思います。

 

ホームページ以外にもブログやその他のSNSなど代わりになるツールはたくさんあります。

 

また、ホームページを持っていなくても活躍されている行政書士はたくさんおられます。

 

ホームページの作成を薦める理由は、ホームページを作ることには開業準備に必要なものがたくさん含まれているからです。

 

ホームページは最高のアウトプットツール

ホームページは、たくさんの要素が集まってできています。

 

事務所名やロゴ、ドメイン、事務所の住所や電話番号など、たくさんの基本情報が必要です。

 

メインカラーやキャッチコピーひとつを取っても、事業全体のイメージができていないと決めることは難しいです。

 

その他にも、取扱業務やそれらの報酬額なども載せることになるはずです。

 

報酬額を決めるためには、その業務の勉強をし、受任から業務完了まで流れを想定して工数や費用を算出しなければいけません。

 

また、周りの行政書士や他士業の報酬額の相場を調査する必要も出てくるでしょう。

 

事務所のホームページは、行政書士とお客さまを繋ぐものです。

 

お客さまに伝えたいことを伝えるためには、どのような構成にし、どんな仕組みにすればいいのかを考えなければいけません。

 

個性やセンスが必要になる場合もあります。

 

伝わるように工夫することは、開業後においても問い合わせや面談などのさまざまな場面で必要な能力になります。

 

名刺やチラシを作る場合も同様です。

 

また、ブログを開設する場合には、どのような記事を書いていくのかも考えなければいけません。

 

行政書士が書く記事は、「お客さま向け」「行政書士向け」「受験生向け」の3つに大別できると思います。

 

誰をターゲットにしてどのような内容の記事を書くのかも方向性を定めておく必要があるでしょう。

 

日々更新するブログにはSEO効果が見込まれるため、記事のタイトルや内容にも注意を払わなければいけません。

 

事務所のホームページ以外にも、受注率を上げるため、専門業務のLP(ランディングページ)を作成する必要性も出てくるかもしれません。

 

事務所型と専門業務LP型とでは目的がまったく違うので、SEOや広告出稿のことも考えて、作成し分けていく必要があります。

 

このように、ホームページを作成するには、たくさんの要素を一つずつ吟味して決定していかないと公開まで辿り着くことができません。

 

キャッチコピーひとつを考えるにしても、とても難しく、時間がかかってしまうものです。

 

開業に必要な情報を揃えること、伝えたいことを表現すること、他人にわかりやすく伝えること、ホームページの作成はこれらのトレーニングに最適です。

 

ホームページは、最高のアウトプットツールです。

 

どのようなホームページを作成するのかを考えることで、開業までにしなくてはいけないことはほとんど洗い出せるはずです。

 

また、デザインやマーケティングの勉強をするきっかけにもなるでしょう。

 

ホームページに完成はない

一つ覚えておきたいことは、ホームページには完成がないということです。

 

ホームページは、常に改善を繰り返していかないといけません。

 

どんなに新しい情報であってもいつかは必ず古くなります。

 

開業時に選んだ業務の内容も、行政書士として成長していくにつれて必ず変わっていくはずです。

 

ホームページを訪問するお客さまは、常に新しい情報を求めています。

 

わかりにくい部分を修正し、古い情報は削除し、新しいものへと日々更新していくことが大切です。

 

開業時に必要なのは最低限のホームページ

開業するときに多額な費用をかけて完璧なホームページを用意する必要はありません。

 

最低限のホームページを用意して、日々少しずつ追加、更新、修正をしていけばそれで大丈夫です。

 

ミニマルなホームページから始めてみましょう。

 

開業前にホームページに多大な時間を割くことはなるべく避けましょう。

 

ホームページの勉強に時間をかけるくらいなら、できるだけ実務の勉強に時間を費やすことをおすすめします。

 

その方が未来のお客さまのため、そして自分のためになるはずです。

 

また、その方がきっと集客したいお客さまに見合ったホームページを維持し続けることができると思います。

 

 

行政書士の試験が合格から開業するまでにしておきたいことは、事務所のホームページを作ってみることです。

 

開業までに決めなくてはいけないことが明確になり、優先順位が付けられ、頭の中の整理にも役に立ちます。

 

もちろん、実務の勉強やセミナーなどへの参加、業務のツール作りなどもとても大切なことです。

 

一つずつ丁寧にこなしていきましょう。

 

初めから完璧なホームページは必要ありません。

 

最小限のコンテンツで構成された名刺代わりのホームページで十分です。

 


自己採点から開業までは最短で4カ月

ホームページを考えることは開業への準備に最適

ホームページには完成はない

ホームページは日々更新し、改善する

開業までの時間はできるだけ実務の勉強に充てる


 

行政書士デザイン事務所では、これから開業する行政書士のためのホームページ作成をサポートして行く予定です。

 

ホームページ制作

 

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