2024年5月1日

【JLOX+2024】申請枠は6つ!海外展開や新市場開拓を目指すエンタメ補助金

JLOX+

 

大阪市都島区の行政書士デザイン事務所です。

 

2024年3月からJLOX+(我が国の文化芸術コンテンツ・スポーツ産業の海外展開促進事業費補助金)の応募受付が開始されています。

 

JLOX+専用ウェブサイト

 

JLOX+は、令和5年度「我が国の文化芸術コンテンツ・スポーツ産業の海外展開促進事業費補助金(コンテンツ産業の海外展開等支援)」を活用し、映像産業振興機構補助金事業部が事務局となって実施するものです。

本事業は、新たな事業環境を見据え、コンテンツ産業の輸出拡大・海外展開や新市場開拓を促すことを目的としています。

 

JLOX+は、以下の6つのプログラムから構成されていますので、自社の事業内容に見合った枠で申請を検討してください。

日本コンテンツ

海外向けのローカライゼーション&プロモーション支援を行う事業

海外向けのローカライゼーション&プロモーション支援を行う事業枠は、日本発コンテンツ等の海外展開を促進し、「日本ブーム創出」を通じた「関連産業の海外展開の拡大」および「訪日外国人等の促進」につなげる取組を支援するものです。

 

JLOX+1

公募要領|JLOX+補助金事務局)

応募要件

以下の❶および❷の要件を満たすもの

❶ 次のいずれかのコンテンツジャンルに該当すること

a)映像(番組・映像・アニメ・メディアアート等)

b) 音楽(配信楽曲・ライブコンサート等)

c)舞台(演劇・ミュージカル・ダンス等)

d)配信ゲーム(家庭用ゲーム・モバイルゲーム等)

e)出版(電子コミック・電子書籍等)

f)キャラクター(マスコット等)

❷ コンテンツの製作過程と権利保持が次のいずれかに該当すること

日本の法令に基づき設立された法人または日本国民(特別永住者を含む)によって製作され、かつ日本国民がその製作活動に主体的に関わっており、その法人または日本国民が原則として著作権の全部または一部を有しているコンテンツ

他国と、日本の法令に基づき設立された法人または日本国民(特別永住者を含む)との共同で製作され、かつ日本国民がその製作活動に主体的に関わっており、その法人または日本国民が原則として著作権の全部または一部を有しているコンテンツ

補助額(補助上限)

1案件上限 2,000万円(1事業者あたり4,000万円まで)

補助率

補助対象経費の2分の1

応募期間

2024年3月4日から2025年1月17日までの隔週金曜日 9月6日で募集終了予定

 

公募要領

よくある質問

 

国内映像制作を行う事業(プロダクション・ポストプロダクション支援)

国内映像制作を行う事業(プロダクション・ポストプロダクション支援)枠は、制作会社が資金調達やIP活用等に参画し、海外市場に訴求する高品質な映像作品制作を通じてコンテンツの国際競争力や収益基盤の強化を促進する取組を支援するものです。

 

JLOX+2

公募要領|JLOX+補助金事務局)

応募要件

以下の❶から❻までの要件を満たすもの

❶ 大規模の映像作品制作であること(制作費3億円以上)

❷ 制作費について3億円以上の資金調達のコミットメントがとれていること

❸ 海外展開を念頭においた体制が組まれている/組む(確度の高い)計画であること

❹ 海外市場からの収益が見込まれていること、および海外展開の際に必要な権利処理が行われていること

❺ 多角的な(海外など)IP活用を念頭に置いた利用契約を締結していること、あるいは締結する予定があること

❻ 応募事業者が著作権の全部・一部を保有すること

補助額(補助上限)

1案件につき2億円(上限4億円)

補助率

補助対象経費の2分の1

応募期間

【第1回】 2024年3月25日から4月26日 受付終了

【第2回】 2024年6月17日から8月30日 受付終了

 

公募要領

よくある質問

 

国内映像企画開発を行う事業(プリプロダクション支援)

国内映像企画開発を行う事業(プリプロダクション支援)枠は、高品質なコンテンツの本制作に向け、多様な資金調達やパートナー獲得、クオリティの高い企画・脚本等の開発、契約交渉・資金調達における権利処理を行う取組を支援するものです。

 

JLOX+3

公募要領|JLOX+補助金事務局)

応募要件

以下❶から❸までの要件を満たすもの

❶ 海外展開を念頭においた体制が組まれている/組む(確度の高い)計画であること

❷ 応募事業者が将来発生するコンテンツ(原作に基づいたコンテンツ及びオリジナルのコンテンツを含む)の製作/制作に携わることが計画されていること

❸ 以下のいずれかを満たしていること

1)応募事業者が将来本制作されるコンテンツの著作権の全部または一部を保有することが予定されているか、もしくは応募事業者が本制作されるコンテンツでレベニューシェアを受けること

2)応募事業者によるIP活用を念頭に置いた権利処理(映像化権、ゲーム化権等)や利用契約の予定があるか

補助額(補助上限)

1案件につき1,000万円(1社上限2,000万円)

補助率

補助対象経費の2分の1

応募期間

【第1回】 2024年3月25日から4月26日 受付終了

【第2回】 2024年5月10日から6月7日 受付終了

【第3回】 2024年6月8日から7月12日 受付終了

【第4回】 2024年7月13日から8月23日 受付終了

 

公募要領

よくある質問

 

海外制作会社による国内ロケ誘致等に係る支援

海外制作会社による国内ロケ誘致等に係る支援枠は、海外映像制作者が日本でロケ撮影等を行う事業を積極的に誘致することで、国内人材のさらなる活用を促し、映像産業の一層の発展に繋がる取組を支援するものです。

 

JLOX+4

公募要領|JLOX+補助金事務局)

応募要件

以下の❶の要件にを満たすことに加え、❷~❺の要件を満たすもの

❶ 以下の(ア)、(イ)または(ウ)に該当する映像作品

ア)日本国内における直接製作費5億円以上の作品

イ)総製作費10億円以上かつ日本国内における直接製作費2億円以上の作品

ウ)公開、配信、放映または放送等を行う予定としている国が10カ国以上であり、かつ日本国内における直接製作費2億円以上の作品

❷ 国内映像産業への裨益があること

❸ 日本のシーンが確約されていること

❹ 製作者が作品のプロモーションを通じ、ロケ地となった地域のプロモーションに協力可能であること

❺ 映像作品における日本のシーンを通じた魅力について、グローバル展開に向けた工夫を有すること

補助額(補助上限)

1案件上限 10億円

補助率

補助対象経費の2分の1

応募期間

【第1回】 2024年3月4日から3月15日 受付終了

【第2回】 2024年5月20日から6月7日 受付終了

【第3回】 2024年8月26日から9月13日

 

公募要領

よくある質問

 

次世代デジタル技術等を活用したデジタルコンテンツ創出支援

次世代デジタル技術等を活用したデジタルコンテンツ創出支援枠は、個々のクリエイターを支援する環境整備や、我が国発のIPを活用したビジネスモデルの高度化、新たなコンテンツ体験価値の提供を図る取組を支援するものです。

 

JLOX+5

公募要領|JLOX+補助金事務局)

応募要件

以下の❶❷の要件を全て満たす事業

❶ 日本発IPやコンテンツの活用もしくはIPホルダ/クリエイターとの連携

❷ コンテンツのデジタル化、ビジネスモデルの高度化、マネタイズの多様化等に資するシステム開発を実施する事業

補助額(補助上限)

1申請上限 1億円(1事業者あたり1件まで)

補助率

補助対象経費の2分の1

応募期間

【第1回】 2024年4月1日から4月15日 受付終了

【第2回】 2024年6月1日から6月15日 受付終了

 

公募要領

よくある質問

 

コンテンツ製作の生産性向上に資するシステムの開発・実証支援

コンテンツ製作の生産性向上に資するシステムの開発・実証支援枠は、新たな技術導⼊等による、コンテンツ製作・流通⼯程の効率化や強化に資するシステムの開発・実証及び業界内の普及促進に繋がる取組を⽀援するものです。

 

JLOX+5

公募要領|JLOX+補助金事務局)

応募要件

「システムの開発を⾏う場合」は以下の❶❷❸❹、「システムの導⼊を⾏う場合」は以下の❶❷❺の要件をすべて満たす事業

❶ コンテンツ製作・流通⼯程の効率化に資するシステムの開発・実証または導⼊であること

❷ 業界への波及効果が⼤きいなど、広範な製作や流通の現場に導⼊できるシステムであること

❸ 実証を行い、定量的、定性的なデータを報告できること

❹ 得られた成果について、広く発信を⾏うこと

❺ 導⼊先の事業者名・結果などのデータを報告できること

補助額(補助上限)

(1)システムの開発・実証および導⼊のすべてを実施する場合 1申請上限 5,000万円(うち導⼊に係る費⽤は500万円が上限)

(2)システムの導⼊のみ実施する場合 1申請上限 500万円

補助率

補助対象経費の2分の1

応募期間

【第1回】 2024年3月15日から4月1日 受付終了

【第2回】 2024年4月15日から5月1日 受付終了

【第3回】 2024年5月15日から6月1日 受付終了

 

公募要領

よくある質問

 

問い合わせ

JLOX+に関する不明点は、JLOX+補助金事務局へ電話か問い合わせフォームから問い合わせてください。

 

JLOX+補助金事務局(特定非営利活動法人映像産業振興機構 VIPO)

03-6264-3578 (受付時間:土日祝日を除く10:00~17:00)

 

問い合わせフォーム

 

また随時、オンラインで説明会や個別相談会も行なわれていますので、ホームページ情報を確認し、ご参加ください。

 

まとめ

3月からJLOX+(我が国の文化芸術コンテンツ・スポーツ産業の海外展開促進事業費補助金)の応募受付が開始されました。

 

JLOX+は、「海外向けのローカライゼーション&プロモーション支援を行う事業」「国内映像制作を行う事業(プロダクション・ポストプロダクション支援)」「国内映像企画開発を行う事業(プリプロダクション支援)」「海外制作会社による国内ロケ誘致等に係る支援」「次世代デジタル技術等を活用したデジタルコンテンツ創出支援」「コンテンツ製作の生産性向上に資するシステムの開発・実証支援」の6つのプログラムから構成されています。
 

申請枠によっては、電子申請システム(jGrants)を利用するので、申請にGビズID(プライムアカウント)が必要になります。

GビズIDの発行には一定の期間がかかりますので、必要な方は事前に作成しておきましょう。

 

GビズIDを作る

 

【GbizID】補助金の電子申請に必須!GビズIDの取得方法

 

 

行政書士デザイン事務所では、JLOX+の申請サポートを行っています。

 

着手金 110,000円(税込)

成功報酬 採択額による

実績報告 別途(採択額による)

 

申請サポートのご相談は、お電話(06-7896-7707)、または問い合わせフォームからお願いします。

 

問い合わせフォーム