2023年2月22日
【ドローン飛行許可】ホームページ掲載機以外での申請方法(DIPS2.0)
大阪市都島区の行政書士デザイン事務所です。
ドローンの飛行許可申請では、①申請者情報の登録 ②機体情報の登録 ③操縦者情報の登録 ④申請書の作成の順で入力します。
②の機体情報の登録では、飛行させる機体の種類や機体の適合情報などを入力します。
国土交通省のホームページの「資料の一部を省略することができる無人航空機」に記載されている機体は、機体情報の入力を省略することができます。
一覧に記載されていない機体の場合は、すべての項目を入力して機種の安全性を示して申請する必要があります。
まずは、飛行させるドローンがホームページ掲載機なのかどうか確認しましょう。
ホームページ掲載機
ホームページ掲載機以外の機体情報の登録
機体情報の入力は、DIPS2.0>飛行の許可・承認申請>無人航空機情報の登録・確認から行います。
DIPS2.0へは、ドローン登録で使用したIDとパスワードでログインしてください。
無人航空機情報の登録・確認の機体登録画面では、ドローン登録した機体が一覧で表示されます。
機体情報は、編集ボタンから確認することができます。
ホームページ掲載機の場合は、そのまま申請書の作成に進むことができますが、ホームページ掲載機ではない場合は、編集画面から飛行許可申請に必要な情報を追加で入力します。
機体情報編集(基本情報)
機体情報編集(基本情報)画面にはドローン登録のときに入力した内容が反映されています。
ホームページ掲載機以外の場合は、画面下部の「次へ」ボタンを押下すると、機体基準適合情報の追加情報の入力画面に遷移します。
ホームページ掲載機の場合は、機体一覧画面に戻ります。
機体基準適合情報
機体基準適合情報画面では、次の項目の入力をします。
機体
入力されているドローンの名称や製造者名を確認してください。
以下の項目では、「適」「否」「該当せず」の選択肢の中から当てはまるものを選択します。
「否」を選択する場合には、空欄にそれぞれ対応策を入力する必要があります。
基準適合性に関する情報(一般)
鋭利な突起物のない構造であること
無人航空機の位置及び向きが正確に認識できる灯火または表示等を有していること
無人航空機を飛行させる者が燃料又はバッテリーの状態を確認できること
基準適合性に関する情報(遠隔操作関係)
特別な操縦技術または過度な注意力を要することなく、安定した離陸及び着陸ができること
特別な操縦技術または過度の注意力を要することなく、安定した飛行ができること
緊急時に機体が暴走しないよう、操縦装置の主電源の切断または同等な手段により、モーターまたは発動機を停止できること
操縦装置は、操作の誤りのおそれができる限り少ないようにしたものであること
操縦装置により適切に無人航空機を制御できること
Ⅶ.基準適合性に関する情報(自動操縦関係)
自動操縦システムにより、安定した離陸及び着陸ができること
自動操縦システムにより、安定した飛行ができること
あらかじめ設定された飛行プログラムにかかわらず、常時、不具合発生時等において、無人航空機を飛行させる者が機体を安全に着陸させられるよう、強制的に操作介入ができる設計であること
すべて選択したら、画面下部の「次へ」ボタンを押下して追加情報画面へ進みます。
機体基準適合追加情報
追加情報として、機体やプロポの写真の添付、機体の性能情報を入力します。
Ⅸ.機体仕様に関する資料提出
機体の前面、側面、上面を撮影して、添付してください。
設計図または写真名称(前)
設計図または写真(横)
設計図または写真(上)
添付できるファイル形式は「jpg」「jpeg」「png」「gif 」、ファイル容量は各2MBまでです。
操縦装置に関する情報
使用するプロポの情報の入力、写真を添付します。操縦装置名称は、説明書などに記載されている名称を入力してください。
操縦装置名称
製造者名
設計図または写真
添付できるファイル形式は「jpg」「jpeg」「png」「gif 」、ファイル容量は各2MBまでです。
機体の運用限界に関する情報
機体の性能について入力します。単位に注意して入力してください。
説明書に記載されているとおりに数値を入力し、説明書に記載されていない場合は、数値の入力をせずに「取扱説明等に記載は有りません」にチェックを入れます。
最高速度(km/h)
最高到達高度(m)
電波到達距離(m)
飛行可能風速(m/s以下)
最大搭載可能重量(kg)
最大使用可能時間(分)
説明書に記載されていない数値を入力した場合は、補正が入りますので注意してください。
取扱説明書
取扱説明書のデータを添付してください。
メーカー機の場合は、メーカーのホームページからダウンロードできる場合があります。
添付できるファイル形式は「xls」「xlsx「doc」「docx」「pdf」「jpg」「jpeg」「png」「gif」、ファイル容量は各30MBまでです。
飛行させる方法に関する情報
プロポの使用モードを選択します。
「モード1」「モード2」以外を選択する場合は、「その他」にチェックを入れ、プロポの取扱説明書を添付してください。
添付できるファイル形式は「xls」「xlsx「doc」「docx」「pdf」「jpg」「jpeg」「png」「gif」、ファイル容量は各30MBまでです。
上記のすべての項目を入力したら、画面下部の「登録」ボタンを押下してください。機体情報の登録が完了します。
まとめ
ホームページ掲載機」以外の機体で飛行許可を申請する場合は、機体の安全性を示すため、基準適合情報を入力する必要があります。
機体やプロポの写真、取扱説明書などを事前に準備しておきましょう。
メーカー機の改造機や自作機の場合には、より詳細な機体の適合情報を添えて申請が必要になります。
行政書士デザイン事務所では、ドローン飛行許可の申請サポートを行っています。
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