2022年5月25日
【お役立ち情報】内容証明との違いは?電子内容証明(e内容証明)とは?
大阪市都島区の行政書士デザイン事務所です。
内容証明 とは、郵便局が、いつどんな内容の文書を誰から誰あてに送ったかを証明してくれる制度です。
内容証明
内容証明は普通の手紙と違って、独特の様式になります。
特に強制力があるわけではありませんが、相手側に心理的な圧力が与える効果があります。
いつ、誰が、誰宛に、どんな内容の文書を送ったかを公的に証明でき、また、配達証明を付けることにより、相手側が文書を受け取ったかどうかも知ることができます。
内容証明には、内容証明郵便と電子内容証明郵便(e内容証明)があります。
電子内容証明郵便(e内容証明)
電子内容証明郵便(e内容証明)は、パソコンからいつでも発送が可能なのでとても便利です。
内容証明郵便と電子内容証明郵便(e内容証明)の違いをまとめました。
内容証明郵便と電子内容証明郵便(e内容証明)の違い
内容証明郵便と電子内容証明郵便(e内容証明)の違いは以下です。
内容証明郵便
内容証明郵便は、郵便局の窓口から出す必要があるので、郵便局の営業時間にしか差し出すことができません。
また、同じ文書を3部(相手・自分・郵便局)持参し、宛先を書いた封筒も用意してなくていけません。
文書の形式に決まりはありませんが、一枚あたりの文字数(一行20字・一枚26行以内など1枚あたり520文字まで)が決まっていたり、2枚になってしまったときには契印が必要になります。
けれど、内容証明郵便を代理で送付する場合には、文書に弁護士や行政書士の職印を押印・捺印することができるので、心理的効果を高めることができます。
また、封筒にも内容証明と朱書きされるのもメリットです。
料金は、文書の通数が少ない場合、電子内容証明郵便(e内容証明)より少し安くなります。
【料金例】文書1枚+配達証明
郵便料金(84円)+内容証明料金(440円)+一般書留料金(435円)+配達証明料(320円)=合計1,279円
電子内容証明郵便(e内容証明)
電子内容証明郵便(e内容証明)は、インターネットからいつでも発送することができます。
初回利用時には、WEB郵便へ登録し、ログインして利用する必要があります。
WEBゆうびん
文書は、wordで作成し、アップロードすることで、郵便局が印刷から発送まで行ってくれますので、3部用意する必要も、封筒を用意する必要もありません。
また、文書の一枚あたりの文字数に制限はなく(1枚あたり1,584字を目安)、2枚以上(5枚まで)になってしまっても契印の必要はありません。
けれど、電子内容証明郵便(e内容証明)には、押印することができません。
内容証明郵便を代理で送付する場合にも、文書に弁護士や行政書士の職印の押印はできません。
料金は、文書の通数が多い場合は、内容証明郵便より安くなります。
【料金例】文書1枚+配達証明
郵便料金(84円)+電子内容証明文書(15円)+内容証明料金(382円)+謄本送付料金(304円)+一般書留料金(435円)+配達証明料(320円)=合計1,540円
電子内容証明郵便(e内容証明)の支払いは、クレジットを利用できるのも特徴です。
まとめ
内容証明の内容証明郵便と電子内容証明郵便(e内容証明)についてまとめました。
電子内容証明郵便(e内容証明)は、24時間、パソコンで差し出せるのでとても便利です。
電子内容証明郵便(e内容証明)では、Wordファイルしか利用できませんが、Webゆうびんサイトに雛形 が用意されています。
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