2022年4月27日

【お役立ち情報】書留は3種類!郵便の種類とオプションサービス

大阪市都島区の行政書士デザイン事務所です。

 

郵便には、たくさんの送付方法があります。

 

行政書士は、お客さまへ書類を送付したり、お客さまから書類を預かったりすることが多いです。

 

重要な書類を扱うときにどのような送付方法を選べばいいのか、種類がたくさんあって難しいです。

 

今回は、書留を中心に、配達証明、内容証明、特定記録、速達などのオプションについてまとめました。

 

郵便局ホームページ

 

書留

書留とは、郵便物のひとつひとつに追跡番号が割り振られ、郵便局での引き受けから配達されるまでの過程を記録してくれるサービスです。

 

書留

 

郵便物が届かなかったり破損した場合には、実損額が補償されます。

 

書留はポスト投函ではなく、直接受取人に手渡しされます。

 

配送過程の詳細な記録が知りたいときや大切な郵便物を送るときには、書留を利用しましょう。

 

書留には、一般書留、現金書留、簡易書留の3種類があります。

一般書留

現金以外のものを送りたいときに利用します。

 

料金は、郵便料金 480円、補償額は10万円までです。

 

料金を追加して、最大500万円まで補償額を指定できます。

 

内容証明を送るときは、一般書留で送らないといけません。

現金書留

郵便で現金を送りたいときは現金書留で送ります。郵便で現金を送ることは、現金書留以外では認められていません。

 

現金と一緒に手紙などを入れて送ることもできます。

 

料金は、郵便料金 480円で、別途現金書留用封筒の購入が必要です。

 

送ることができる金額に上限は決まっていないので、封筒に入るだけの金額を送ることができます。

 

補償額は1万円までですが、料金を追加して最大50万円まで補償額を指定できます。

 

送付金額が50万円を超える場合には、現金書留を使用せず、現金を為替や小切手に変えて一般書留で送る方がいいでしょう。

 

また、少額のお金を送るときには、定額小為替 を利用する方法もあります。

簡易書留

簡易書留では、引受けと配達のみを記録します。

 

簡易書留では郵便局での引受けと配達時間だけの記録されるので、配送過程の詳細な記録の確認はできません。

 

現金以外を送る場合は、一般書留より簡易書留の方が割安になります。

 

料金は、郵便料金 350円です。

 

簡易書留の補償額は5万円までで、増額することができません。

 

書留は一般書留・現金書留・簡易書留の3種類

現金を送ることができるのは現金書留のみ(補償額50万円まで)

一般書留と簡易書留との違いは補償額と配達過程の記録の有無

 

配達証明

配達証明は、一般書留のオプションです。

 

配達証明

 

配達証明とは、一般書留で送った郵便物の配達した事実を証明するサービスです。

 

一般書留では、郵便の引き受けから配達されるまでの記録はされますが、配達されたことの証明証は発行されません。

 

配達証明をオプションで追加すると、配達された後に配達証明書が送付されます。

 

配達証明の料金は、350円です。

 

料金の合計は、郵便料金 一般書留料金(480円) 配達証明料金(350円)になります。

 

配達記録は一般書留だけのオプション

配達までの記録だけではなく配達証明書が必要なとき

 

内容証明

内容証明は、郵便物の内容を記録として残したい場合に利用します。

 

内容証明

 

書留では郵便物の引き受けから配達されるまでの記録が確認できますが、どんな内容の文書を送ったかまでは証明できません。

 

内容証明と書留の大きな違いは、送付した文書の内容を証明できるかどうかです。

 

内容証明は、一般書留(簡易書留不可)で送らなくてはいけません。

 

なので、内容証明を送ると、送った文書の内容証明から配達過程の記録の確認まですることができます。

 

内容証明の料金は、480円です。

 

内容証明の配送料金は、郵便料金 内容証明(480円) 一般書留(380円)が必要になります。

 

内容証明では配達証明も追加できます(配達証明 350円)。

 

その場合は、送付文書の内容証明から配達記録、配達証明まで受けることができます。

 

郵便物の文書の内容を記録したいとき

一般書留で送る必要あり

 

特定記録

特定記録郵便は、郵便局が郵便物を引き受けたという記録をしてくれる配送方法です。

 

特定記録

 

差出人が送ったことは記録されますが、受取人に届いたかまでは正確に記録されません。

 

また、特定記録郵便は、宛先の郵便ポストに投函されて配達完了となります(書留は対面での受け渡しです)。

 

料金は、郵便料金 160円です。

 

郵便物を送った記録を残したいとき

配送はポスト投函(対面ではない)

 

速達

速達は、できるだけ早く郵便物を届けたいときに使用します。

 

速達

 

2021年10月から普通郵便のお届け日数の繰り下げが行われていますが、速達に関しては今までのお届け日数と変わりなく、土日も配送されます(書留も同じです)。

 

2021年10月からの一部サービス変更について(郵便局)

 

速達の料金は、郵便料金 260円(250gまで)、 350円(1kgまで)、 600円(4kgまで)です。

 

速達は、上記の書留、特定記録、配達証明、内容証明と合わせて利用できます。

 

少しでも早く郵便物を送りたいとき

書留・特定記録・配達証明・内容証明と併用可能

 

まとめ

郵便局の書留を中心に、配達証明、内容証明、特定記録、速達などのオプションについてまとめました。

 

書類の内容に合わせて上手に使い分けることができればとても便利なサービスです。

 

行政書士は、レターパックをよく使用すると思います。

 

レターパック

 

こちらも料金によって、送ることのできる厚さや重さ、またポスト投函か対面での受け渡しかが変わります。

 

レターパックプラス(520円)、レターパックライト(370円)のどちらも今まで通り土日も配送されます。

 

2021年10月からの一部サービス変更について(郵便局)

 

 

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