2021年12月1日
【ドローン機体登録】ついに登録制度開始!対象のドローンと登録手数料
大阪市都島区の行政書士デザイン事務所です。
2022年6月20日から、ドローンの機体登録が義務化されました。
ドローンの利活用が増えてきたている一方で、無許可での飛行や事故が頻発しています。
このような状況を踏まえて、ドローンの登録が義務化され、登録していないドローンは飛行させることができません。
登録したドローンには、登録記号を表示し、リモートID機能を備えなければなりません。
これからドローンを飛行させたい方は、購入したドローンにリモートIDが搭載されているかを確認し、飛行許可を取得する前に、ドローンの登録をしましょう。
登録制度に関しての最新情報は、無人航空機登録ポータルサイトを確認してください。
無人航空機登録ポータルサイト
登録対象のドローン
登録の対象は、屋外を飛行させる100g以上のドローンになります。
100g以上のドローン
100g以上とは、ドローン本体とバッテリーの合計の重さのことです。
機体の安全性を確保するため、以下に該当するドローンは登録することができません(屋外を飛行させることはできません)。
リコールしているような機体や事故が多発していることが明らかである機体など、国土交通大臣が登録できないものと指定しているもの
表面に不要な突起物があるなど、地上の人などに衝突した際に安全を著しく損なう恐れのあるドローン
遠隔操作または自動操縦による飛行の制御が著しく困難である無人航空機ドローン
登録方法
登録申請の方法は、以下の2つがあります。
オンライン(DIPS2.0)
郵送
本人確認の方法によって、選択できます。
本人確認に必要なもの
登録申請をするときのには、以下の本人確認書類が必要になります。
個人
オンライン マイナンバーカード、運転免許証またはパスポート
郵送 印鑑登録証明書、戸籍謄本、住民票など
法人・団体
オンライン gBizID
郵送 登記事項証明書、印鑑証明書
住居を所有しない外国人
パスポートの写し、公的機関が発行した氏名、住所、生年月日が確認できる書類の写し
代理人が申請する場合
上記の本人確認書類に加えて、委任状などの代理権を証する書面
申請手数料
申請手数料は、申請方法と本人確認の方法で異なります。
申請方法は、オンラインと郵送があります。
オンライン
マイナンバーカード(個人) 900円(2機目以降 890円/機)
GビズID(法人のみ) 900 円(2機目以降 890円/機)
運転免許証またはパスポートの顔認証(個人) 1,450円(2機目以降 1,050円/機)
本人確認書類の郵送 1,450円(2機目以降 1,050円/機)
郵送の場合
本人確認書類の郵送 2,400円(2機目以降 2,000円/機)
手数料の納付方法は、クレジットカードとPay-easy(ペイジー)の2種類のみです。
オンラインの場合
クレジットカード、Pay-easy(ペイジー)
郵送の場合
Pay-easy(ペイジー)のみ
代理人が申請する場合
代理人が申請する場合は、郵送のみになります。
本人確認書類に加えて、委任状などの代理権を証する書面
郵送のみ 2,400円(2機目以降 2,000円/機)
Pay-easy(ペイジー)のみ
代理人自身の本人確認書類は不要です。
リモートID機能
ドローンの登録制度では、機体への登録記号の表示に加えて、識別情報を電波で遠隔発信するリモートID機能を機体に備えなければなりません。
リモートIDとは、ドローンの登録記号、ドローンの製造番号、位置、速度、時刻情報や認証情報を電波により発信して遠隔で識別できるようにするものです。
以下の場合は、リモートIDの搭載が免除されます。
あらかじめ国土交通大臣に届け出た区域の上空(リモートID特定区域)にて必要な措置を講じた上で飛行する場合
係留飛を行う場合
警察庁、都道府県警察または海上保安庁が警備その他の特に秘を必要とする業務のために行う飛行
ドローンの事前登録期間中に登録手続きを行ったドローン
リモートIDの搭載したドローンや外付けのリモートID機器を購入した場合は、登録時にリモートIDの搭載の有無を通知し、リモートIDを有効化してから飛行させてください。
リモートIDは、機体メーカーのアプリ(DJIの機体の場合など)やDIPS APP(外付けのリモートID機器の場合など)を使用して有効化することができます。
登録記号の表示
ドローンの登録後は、「JU」から始まる12桁登録記号が発行されます。
登録記号は、ドローンにマジックやシールなどで以下のサイズで表示しなくてはなりません。
25kg以上の機体は25mm以上
25kg未満の機体は3mm以上の
登録記号は、更新や変更届出では変更されません。登録の抹消や失効した場合は、新たに別の登録記号が割り当てられます。
登録の有効期限
ドローンの登録の有効期間は、3年間です。
3年間
2022年6月19日までの事前登録期間中に登録手続きを行ったドローンは、更新後も登録リモートIDの搭載は不要です。
オンラインでの機体登録の方法は、以下の動画を参考にしてください。
行政書士デザイン事務所では、ドローンの登録サポートを行っています。
メーカー機 11,000円(2機目以降5,500円)/税込
改造機・自作機 13,200円(2機目以降7,700円)/税込
※上記に加えて、申請手数料が必要になります
全国どこからでもご依頼が可能です。
登録サポートのご依頼は、お電話(06-7896-7707)、または問い合わせフォームからお願いします。
問い合わせフォーム